解体を終えて
先日古民家の部分解体を終えました。
部分解体が、終わってみればほぼほぼスケルトンに...
工事的には、一期と二期に分ける予定でいます。
ラボとして活用する予定の部分と民家一番奥の西側を
移住者体験用宿泊の場所もしくは地域起こし隊の方の住まい、
また地域と関わりを通して自分の道を見つけたい方の居場所...
のような賃貸スペースを検討していて、そこを二期工事に。
やはり壊してみないと...
改修や改築などリノベーションは、
「壊してみないと良く分からない...」
確かに何度も経験するこの感じとこの言葉。
図面がある場合はそうでもないのですが、
このような古い建物は図面がない!が普通です。
図面があっても、古い時期の建物は、
図面にあるものが実際には「ない!」とか
図面には無かったものが、「なんでここに?」
今回も色々出てきました!!笑)
こういうことはよくあるケースで驚きはしないのですが、
今回、この解体を終えて古民家の場合、
「シロアリ」などによる被害が壁の奥で進行している...
また増改築を重ねていると構造上必要なものが
無残にも切られ撤去されていたり、
無理なアクロバティックな改修をしていたりと
目に見える範囲では想像できないことがたくさんあることを
再認識した感じです。
リノベーションの場合、やはりプロジェクトを進行する前に
きちんと解体などの費用を用意し、
現況をきちんと把握した上で進めていくのがベストだと
改めて思いました。
by GIGI
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